社会 > 従業員とともに 働き方改革
働き方改革のめざす姿
三菱ケミカルグループ(MCGグループ)では、2022年度より総務部内に新たに働き方改革グループを設け、グループ一体となった働き方改革に取り組んでいます。働き方改革により ①生産性の向上、②コミュニケーションの向上、③One Company化を実現し、社員・組織の創造性・生産性・実効性を向上させることで、社員一人ひとりが「成果」を最大化し、「成長」を実感できる会社へと変革していくことをめざします。
働き方改革に関する取り組み
MCGグループ一体となり働き方改革に取り組むなか、田辺三菱製薬は、2021年度より実施してきた 「真の働き方改革」を引き続き推進していくことで、社員一人ひとりが主体的な学びを深めながら変化に対応し、イノベーションが常に創出され、成長感と達成感を持ち、健康でいきいきとやりがいを持った個人・組織であるための、多様で新しい働き方の実現をめざしています。
これまでの実績
Digital Capabilityの進化
デジタルツールの展開と個々人への活用支援を強化することにより、成長やクリエイティブな仕事をするための「時間創出」を後押ししていきます。
デジタルツールの活用目的- 業務効率性の改善
- 場所・時間の壁を越えた良質なコミュニケーション
- エビデンスをベースとした判断
- 働き方の可視化、分析・改善
デジタルツールの活用事例
これまで展開してきたRPA※をより一層活用することで、働き方の劇的な変革を図ります。そのために、RPA化可能業務の更なる探索、より高度なRPA開発者の育成、各部門での実装支援等を進めていきます。
これらの取り組みにより、社員一人ひとりがデジタルに強く、積極的に活用し、最も生産性の高い働き方ができている状態をめざします。
- ※RPA(Robotic Process Automation)とは、コンピューター上で行われる業務プロセスや作業を人に代わり自動化する技術
当社グループのRPAの現状(2024年5月末現在)
Innovative Work Styleへの新化
デジタルを活用し創出した「時間」を、主体的な学びや社内外コミュニケーション、イノベーティブな時間へと新化させ、社員一人ひとりがハイパフォーマンスを発揮できる働き方の実現をめざし、社員の成長を後押しします。
具体的な取り組み
- 一人ひとりが最もパフォーマンスを発揮できるワークスタイルを選択できるように、新しい働き方「ハイブリッドワーク※」を社内展開
- 多様で新しい働き方のヒントとなるような「真の働き方改革」 を実践している社員の事例を共有
- 高いパフォーマンスを発揮できるワークスタイルへの改善に向けた支援(働き方の見える化)
※ハイブリッドワークとは業務特性や個人の状況に合わせて、出社勤務とテレワーク勤務を組み合わせて柔軟に働き、組織として成果をだすこと
Engagementの深化
社員が当社グループのビジョンに共感し、達成に向けて一丸となって取り組んでいる、エンゲージメントの高い状態をめざします。そのために、社員が健康で働きがいを持ち、社員と会社の双方が成長に貢献し合う「つながり」を生みだしていきます。
当社グループで働くことに魅力を感じる価値を多面的に提供します。
具体的な取り組み
- 社員主導による課題解決型プロジェクトの推進
- メンバーの関係性を活発にし、納得感ある創造的なアウトプットを引き出すための研修を実施
- 組織・年齢・役割を超えた「つながり」の創出に向けた研修を実施
- 組織ごとの理想的な働き方の構築に向けたワークスタイル傾向の評価・診断を実施