社会 > 地域・社会とともに 科学技術の発展
財団の支援事業
当社は、「公益財団法人先進医薬研究振興財団」および「公益財団法人日本応用酵素協会」に出捐し、医学・薬学・農学・理学等の幅広い領域で、財団活動を通じた研究の推進と知識の普及を図り、人々の医療と健康に貢献しています。
公益財団法人先進医薬研究振興財団
本財団は、1968年に旧吉富製薬株式会社の寄付を受けて設立された財団です。「精神薬療研究」「血液医学研究」「循環医学研究」に対する助成、顕彰等を行い、医学および薬学に関する先進的な研究の振興を図り、もって国民の医療と保健に貢献することを目的としています。2023年度の助成金交付総数は105件、助成金総額は1億3,400万円です。助成研究・対象者に関しての詳細は、「先進医薬研究振興財団HP(https://www.smrf.or.jp)」をご覧ください。
公益財団法人日本応用酵素協会
本財団は、1964年に旧田辺製薬株式会社の寄付を受けて設立された財団です。酵素など生命機能の調節・維持に関わる分子の基礎的解析から応用に至るまでの幅広い学問領域における研究助成の推進を図ることにより、わが国の生命科学分野における諸領域の発展に貢献することを目的として、酵素研究助成事業と4種類の若手研究助成事業を行っています。2023年度の助成金交付総数は165件、助成金総額は8,230万円です。助成研究・対象者に関しての詳細は、「日本応用酵素協会HP(https://www.jfae.or.jp/)」をご覧ください。
グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)への参画
グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は、開発途上国の人々を苦しめるマラリア、結核、顧みられない熱帯病などの感染症に対する新薬創出を促進するために設立された日本初の官民パートナーシップです。
当社はグローバルヘルスに貢献するというGHIT Fundの趣旨に賛同し、GHIT Fundの第1期(2013年度~2017年度)、第2期(2018年度~2022年度)への資金拠出に続き、第3期(2023年度~2027年度)についても資金拠出を行っています。また、GHIT Fundを通して研究機関に当社の医薬品化合物ライブラリーを提供し、マラリアや顧みられない熱帯病の医薬品探索の共同研究を行っています。これからも、開発途上国の感染症治療への貢献をはじめ、世界の人々の健康に貢献していきます。