※本記事の所属・内容は取材当時のものです。
育薬本部 開発職
2016年入社
新しい薬を1日でも早く患者さんにお届けするために、日本やアジアにおける臨床計画に携わっています。計画立案や推進、申請資料の取りまとめ、承認取得など臨床試験のすべてに関わる仕事です。田辺三菱製薬では近年、神経・免疫領域における希少疾患の治療薬を多く開発しています。このような希少疾患では、たとえ診断ができたとしても有用な治療法が見つからない患者さんが数多くいます。実際に診療されている先生方からお話を聞く機会もありますが、一人ひとりの患者さんと向き合っている分、先生方の新薬への期待の大きさが伝わってきます。その度に自分たちが携わる仕事の重要さを再認識し、気持ちを新たにして取り組んでいます。
患者さんや先生方の想いに応えるために、
プロジェクトメンバーの力を合わせ、
スピーディーで効率的な臨床試験を可能にしました。
現在、自己免疫疾患を対象とした治療薬の日本における臨床試験の計画立案・推進を担当しています。前に担当したプロジェクトでのことですが、臨床試験の各プロセスの工程を整理して効率的に進めることで、これまでにない速さで承認取得を達成することができました。プロジェクトメンバーと力を合わせ、当初は不可能と思われていたようなスピードで成し遂げることができ、大きな達成感を共有しました。また別のプロジェクトでは、第Ⅰ相試験の結果から、日本を含むグローバル国際共同試験を1試験実施し、その結果を用いて承認申請を行いました。このような経験を生かしながら、常に自分の持てる力を最大限発揮できるようにチャレンジし続けていきます。現在担当する治療薬の臨床開発をスピーディーに達成し、患者さんに1日でも早くお薬をお届けすることが現在の目標です。