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ニュースリリース グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)第3期への資金拠出について-開発途上国に蔓延する感染症の治療をめざして-
2024年1月26日
三菱ケミカルグループの田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:辻村明広、以下「田辺三菱製薬」)は、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(Global Health Innovative Technology Fund、以下「GHIT Fund」)のグローバルヘルスに貢献するという趣旨に賛同し、活動第3期となる2023年度から2027年度までの5年間に対し、総額1億円の資金拠出を行います。
GHIT Fundは、マラリア、結核、顧みられない熱帯病等、開発途上国の人々を苦しめる感染症に対する新薬創出を促進するために、日本発の官民パートナーシップとして2013年に設立されました。日本の製薬企業などが保有する高い科学技術の知見を活用した新薬研究開発力によって、グローバルヘルスに対する日本の国際貢献の強化をめざしています。
田辺三菱製薬は、GHIT Fundの活動に対し第1期および第2期において合計1億4,000万円の資金拠出をしてきました。また、GHIT Fundによる助成やパートナーシップを活用し、新規作用機序抗マラリア薬の前臨床候補物質創出をめざす共同研究や、顧みられない熱帯病(シャーガス病)を標的としたリード化合物の創薬研究を進めています。
田辺三菱製薬は、取り組むべきマテリアリティの中で、“医療アクセスの向上”を掲げています。アンメット・メディカル・ニーズに応える医薬品の創製とともに、GHIT Fundへの参画などを通じ開発途上国の感染症治療アクセス向上に貢献することで、病と向き合うすべての人に希望ある選択肢を提供していきます。
グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)について
公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は、日本政府(外務省、厚生労働省)、製薬企業などの民間企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ウェルカム、国連開発計画が参画する国際的な官民ファンドです。世界の最貧困層の健康を脅かすマラリア、結核、顧みられない熱帯病(NTDs)などの感染症と闘うための新薬開発への投資、ならびにポートフォリオ・マネジメントを行っています。治療薬、ワクチン、診断薬を開発するために、GHIT Fundは日本の製薬企業、大学、研究機関の製品開発への参画と、海外の機関との連携を促進しています。詳しくは、 https://www.ghitfund.org/jp をご覧ください。
お問い合わせ先
三菱ケミカルグループ コーポレートコミュニケーション本部 大阪コーポレートコミュニケーション部
TEL:06-6205-5119