田辺三菱製薬のニュースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者等への情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。ニュースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

ニュースリリース 視神経脊髄炎スペクトラム障害治療薬 UPLIZNA® 台湾で上市

2023年11月30日

三菱ケミカルグループの田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:辻村明広、以下「田辺三菱製薬」)は、連結子会社である台田薬品股份有限公司(本社:台湾 台北市、総経理:朱宏祥/Tony Chu、以下、「台田薬品」)が、視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)治療薬「UPLIZNA for Intravenous Infusion 100mg」(以下、「ユプリズナ」、一般名:イネビリズマブ(遺伝子組換え)、日本製品名:「ユプリズナ点滴静注100mg」)について、このたび、台湾において上市しましたので、お知らせします。

田辺三菱製薬は、アムジェン社(本社:アメリカ・カリフォルニア州、以下「アムジェン」)から2019年10月に本剤を導入しました*。
台湾では、2021年11月にNMOSDが希少疾患に指定されており、田辺三菱製薬は2022年9月にユプリズナの輸入販売承認を受け、上市準備を進めてまいりました。
ユプリズナは、NMOSDに対する新たな作用機序を有する薬剤であり、投与間隔が半年に1回という利便性から、患者さんのライフスタイルにあわせた治療を可能とします。台田薬品は、新たに中枢神経領域の製品ラインナップを拡大することで事業基盤を強化し、ユプリズナを再発予防期のNMOSD患者さんに新たな治療選択肢としてお届けします。

なお、日本では既にNMOSD治療薬として2021年3月に承認を取得し、同年6月に上市しています。

田辺三菱製薬は、NMOSDと闘う一人でも多くの患者さんへ治療の選択肢を届けることで、生活の質を高められるよう努めていきます。


  • *以前はViela Bio/Horizon Therapeuticsでしたが、Amgen社が買収しました。
ユプリズナについて

ヒト化抗CD19モノクローナル抗体製剤であり、抗体を産生する形質芽細胞や形質細胞を含むB細胞に発現するCD19というタンパク質に結合し、CD19陽性B細胞を循環血液中から速やかに除去する作用を持っています。NMOSD治療薬として、米国およびEUではアムジェンが、また中国ではアムジェンの提携先が、それぞれ承認を取得しています。

台田薬品(台田薬品股份有限公司/ Tai Tien Pharmaceuticals Co., Ltd)について

台田薬品は1987年に台北市に設立され、ヘルベッサーやコンコール(日本名:メインテート)、リバロ、カナグルなどを販売し、生活習慣病領域を中心に事業展開しています。さらに、シンポニーとレミケードの発売を機に、台湾の自己免疫疾患患者さんの治療に貢献しています。

お問い合わせ先

三菱ケミカルグループ コーポレートコミュニケーション本部 大阪コーポレートコミュニケーション部 TEL:06-6205-5119


関連情報

ニュース2023年に戻る

このサイトでは、より良いコンテンツの提供を目的にクッキーを使用しています。サイトの閲覧を続けることでクッキーの使用に同意したことになります。
プライバシーポリシー