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ニュースリリース 視神経脊髄炎スペクトラム障害治療薬 イネビリズマブ 台湾における輸入販売承認を取得

2022年10月17日

 三菱ケミカルグループの田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:上野 裕明、以下「田辺三菱製薬」)は、連結子会社である台田薬品股份有限公司(本社:台湾 台北市、代表 総経理:朱宏祥/Tony Chu、以下、「台田薬品」)が、視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)治療薬「UPLIZNA for Intravenous Infusion 100mg」(以下、「ユプリズナ」、一般名:イネビリズマブ(遺伝子組換え)、日本製品名:「ユプリズナ点滴静注100mg」)について、台湾における輸入販売承認を2022年9月30日に取得したことをお知らせします。

 台湾では、2021年11月にNMOSDが希少疾患に指定されました。ユプリズナは、NMOSDに対する新たな作用機序を有する薬剤であり、投与間隔が半年に1回という利便性から、患者さんのライフスタイルにあわせた治療を可能とします。台田薬品は、新たに中枢神経領域の製品ラインナップを拡大することで事業基盤を強化し、ユプリズナを再発予防期のNMOSD患者さんに新たな治療選択肢としてお届けします。

 田辺三菱製薬は、ホライゾン・セラピューティクス社(本社:アイルランド ダブリン、以下「ホライゾン」)から本剤を導入し、既に、NMOSD治療薬として日本および韓国で承認を取得しています。また、重症筋無力症およびIgG4関連疾患について、ホライゾンと共同で日本を含むグローバル第3相臨床試験を実施しています。

 田辺三菱製薬は、NMOSDと闘う一人でも多くの患者さんへ治療の選択肢を届けることで、生活の質を高められるよう努めていきます。

ユプリズナについて

ヒト化抗CD19モノクローナル抗体製剤であり、抗体を産生する形質芽細胞や形質細胞を含むB細胞に発現するCD19というタンパク質に結合し、CD19陽性B細胞を循環血液中から速やかに除去する作用を持っています。NMOSD治療薬として、米国およびEUではホライゾンが、また中国ではホライゾンの提携先が、それぞれ承認を取得しています。

台田薬品(台田薬品股份有限公司/ Tai Tien Pharmaceuticals Co., Ltd)について

台田薬品は1987年に台北市に設立され、ヘルベッサーやコンコール(日本名:メインテート)、リバロなどを販売してきました。特に、主力である生活習慣病領域の基盤を活用して、カナグルの発売を機に、台湾の2型糖尿病患者さんの治療に貢献しています。


お問い合わせ先

三菱ケミカルグループ コーポレートコミュニケーション本部 大阪コーポレートコミュニケーション部  TEL:06-6205-5119


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