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ニュースリリース カナダ子会社における新型コロナウイルス感染症への取組みについて―第2/3相臨床試験の第2相パートの中間結果を発表―

2021年5月19日

 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:上野 裕明)は、連結子会社であるメディカゴ社(本社:カナダ ケベック市、社長:長尾 隆)とグラクソスミスクライン社(本社:イギリス ロンドン、以下「GSK」)が共同で、現地時間の5月18日に、メディカゴ社において新型コロナウイルス感染症の予防をめざして開発を進めているGSKのアジュバントを併用した植物由来のウイルス様粒子(Virus Like Particle、以下「VLP」)ワクチン(開発番号:MT-2766)について、第2/3相臨床試験の第2相パートで良好な中間結果が得られたことを発表しましたので、お知らせします。

 本第2相パートの中間結果の概要は、以下の通りです。

  • 被験者 :カナダ・米国の18-64歳の男女健康人および65歳以上の高齢者 各群最大306例
  • 用法用量:VLPワクチン3.75μgとGSK社のアジュバントを併用し21日間隔で2回投与
  • 評価項目:免疫原性と安全性
  • 試験結果:成人と高齢者で同程度の抗体反応が確認され、COVID-19回復患者の10倍以上の中和抗体価が確認されました。また、重篤な副反応は確認されませんでした。

 MT-2766は、現在、約30,000人を対象とした第3相パートをカナダ、米国、英国、ブラジルで実施しており、今後も順次実施国を追加する予定です。

 田辺三菱製薬グループは、新型コロナウイルス感染症予防のためのVLPワクチンを社会の皆さまに一日も早くお届けできるよう、MT-2766の開発を着実に推進し、喫緊の社会課題である新型コロナウイルス感染症の予防に、より一層貢献してまいります。

▪第2相パートの中間結果に関するメディカゴ社リリース(現地時間2021年5月18日付)
Medicago and GSK announce positive interim Phase 2 results for adjuvanted COVID-19 vaccine candidate

田辺三菱製薬株式会社 コミュニケーションクロスローズ部

(お問合せ先)報道関係者の皆様 TEL:06-6205-5119

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