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ニュースリリース 田辺三菱製薬工場株式会社と山口東京理科大学 研究開発・人材育成等において包括連携協定を締結
2020年12月16日
田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:上野裕明)の連結子会社である田辺三菱製薬工場株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:藤井洋二、以下「田辺三菱製薬工場」)と公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学(所在地:山陽小野田市、理事長:池北雅彦、以下「山口東京理科大学」)は、互いに協力して取り組むべき新たな技術の創造と将来の地域医療を支える人材の育成を進めるため、12月16日に「包括連携協定」を締結いたしました。
田辺三菱製薬工場と山口東京理科大学は、次に掲げる項目を中心として連携を図ってまいります。
- (1)共同研究、受託研究等の推進
- (2)研究者や技術者の人的交流
- (3)学生に対するインターンシップ等の現地学習
田辺三菱製薬工場は、田辺三菱製薬グループの医薬品製造の中核を担う会社として事業展開しております。現在、大阪にある田辺三菱製薬のCMC※研究機能を小野田に移転してグローバルレベルの新薬供給体制の整備と効率的な生産技術体制の確立をめざすべく、小野田事業所内に新研究棟を建設しております(2021年5月竣工予定)。
山口東京理科大学は、私立東京理科大学山口短期大学(1987年開設)を前身とし、その後4年制への移行(1995年)や公立大学法人化(2016年)を経て現在に至っています。工学に特化した大学でしたが、2018年4月に県内では初めてとなる薬学部を開設し、幅広い分野の教員や学生を有する理系大学へと裾野を拡げてまいりました。
これまでも両者は、ともに山陽小野田市に拠点を有するという立地の利点を活かし交流を図っておりましたが、両者の研究分野は重なる技術領域も多くあるため、今般、包括連携協定を締結し、今後はさらに大学の持つ研究成果を活かした新たな技術の創造や企業目線に立ち活躍できる将来の地域医療を支える人材育成や教育の分野において、より一層の連携を推進してまいります。
- ※Chemistry, Manufacturing and Controlの略。原薬の製造法及び製剤化の研究、原薬及び製剤の品質を評価する分析研究などの医薬品製造および品質を支える総合的な研究のこと。
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