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ニュースリリース カナダ子会社における新型コロナウイルス感染症への取組みについて ―VLPワクチン第1相臨床試験の結果を発表―
2020年11月11日
田辺三菱製薬株式会社（本社：大阪市、代表取締役社長：上野 裕明）は、連結子会社であるメディカゴ社（本社：カナダ ケベック市、代表取締役：ブルース クラーク）が、同社が現在開発中の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の予防をめざした植物由来のウイルス様粒子（VLP*）ワクチン（開発番号：MT-2766）の第１相臨床試験において、良好な結果が得られたことを発表しましたので、お知らせします。
本第１相臨床試験及び結果の概要は、以下の通りです。
- ■被験者 ：カナダの18-55歳の男女健康人180例
- ■用法用量：3.75μg、7.5μg、または15μgの3用量のVLPワクチン候補を、単独、およびGSK社またはDynavax社のアジュバントを併用して2回投与
- ■評価項目：安全性と免疫原性
- ■試験結果：アジュバント群において、中和抗体と細胞性免疫の誘導が確認され、良好な結果となりました。また、重篤な副反応は確認されませんでした。
本結果を受け、メディカゴ社は、規制当局との相談を経て第２/3相臨床試験を実施する予定です。
田辺三菱製薬グループは、社会の皆さまに一日も早くお届けできるよう、MT-2766の開発を着実に推進し、喫緊の社会課題であるCOVID-19の感染予防に、より一層貢献してまいります。
- *VLP=Virus Like Particle（ウイルス様粒子）
▪メディカゴ社リリース（現地時間2020年11月10日付）
Medicago announces positive Phase 1 results for its COVID-19 vaccine candidate.
https://www.medicago.com/en/newsroom/medicago-announces-positive-phase-1-results-for-its-covid-19-vaccine-candidate/
田辺三菱製薬株式会社 広報部
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