田辺三菱製薬のニュースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者等への情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。ニュースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

ニュースリリース 2型糖尿病治療剤 テネリグリプチン(MP-513)について タイにおける販売承認を取得

2020年5月25日

 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:上野裕明、以下「田辺三菱製薬」)は、2型糖尿病治療剤「TENELIAR」(一般名:テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物、日本製品名:「テネリアR錠20mg」)を、当社海外子会社より、タイ当局(Food and a Drug Administration Thailand)に申請しておりましたが、4月7日に販売承認を取得しましたので、お知らせします。

 テネリグリプチンは、日本においては、2012年6月に承認、2014年には韓国でも承認され、今回のタイの承認は3か国目となります。
 タイにおいては、当社の販売子会社であるミツビシ タナベ ファーマ タイランド(Mitsubishi Tanabe Pharma (Thailand) Co., Ltd.)が医薬品販売承認取得者として、TENELIARの製品名で販売します。

 本剤は、田辺三菱製薬が創製した日本オリジンのDPP-4(Dipeptidyl Peptidase-4)阻害剤であり、1日1回投与によって毎食後の血糖ならびに空腹時血糖を改善する効果が認められています。また、腎機能障害および肝機能障害の程度に応じた用量調整が不要であるという特長もあり、幅広い糖尿病患者さんに使用されています。

 現在、中国を含むアジア諸国で申請中であり、本剤を1日でも早く患者さんへお届けするために早期承認取得に向けて取り組んでおります。
 当社は、増加傾向にある世界の糖尿病患者さんに対して、治療の選択肢を提供することで、患者さんの生活の質を高められるよう努めてまいります。


テネリグリプチン(日本製品名:テネリアR錠20mg)について
2型糖尿病治療剤「テネリア」(一般名:テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物、日本製品名:「テネリアR錠20mg」)は、日本では、2012年6月に承認、2013年12月に効能一部変更承認され、韓国では、ビグアナイド系薬剤との併用療法で2014年4月に承認されています。今回、販売承認取得を得たタイのほか、中国を含むアジア諸国で申請中です。


ミツビシ タナベ ファーマ タイランド(Mitsubishi Tanabe Pharma (Thailand) Co., Ltd.)について
ミツビシ タナベ ファーマ タイランドは、田辺三菱製薬の連結子会社として、2016年にタイに設立されました。タイは、アセアン地域においてインドネシアと並んでASEAN市場最大級の医薬品市場を有しており、ミツビシ タナベ ファーマ タイランドは、現在、ヘルベッサーなどの循環器用剤の販売を行っています。また、今後、タイにおいて承認される製品の販売も行っていきます。

ニュース2020年に戻る

このサイトでは、より良いコンテンツの提供を目的にクッキーを使用しています。サイトの閲覧を続けることでクッキーの使用に同意したことになります。
プライバシーポリシー