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2015年1月29日

　田辺三菱製薬株式会社（本社：大阪市、代表取締役社長：三津家 正之、以下「当社」）は、連結子会社である天津田辺製薬有限公司（本社：天津市）ならびにタナベ インドネシア（本社：インドネシア ジャカルタ首都特別州）が建設を進めてまいりました新製剤棟が各々竣工しましたのでお知らせいたします。

　当社は、「中期経営計画11-15　〜New Value Creation」において、「海外事業拡大への基盤構築」を戦略課題として事業活動を推進しており、中国を含むアジアに関しては、日本や米国、欧州で承認された製品の早期投入およびそれぞれの市場に合致した製品の積極的導入をめざしています。中国・インドネシアの医薬品市場はGDPの伸長とともに今後さらに伸びていくと想定されており、この伸長する需要に対応するための生産能力の増強と、新版GMP（中国）およびPIC/S-GMP（インドネシア）への対応を目的とし、新製剤棟の建設を進めてまいりました。

　当社は既に、中国において、天津田辺製薬有限公司が医薬品製造販売、田辺三菱製薬研発（北京）有限公司（本社：北京市）が医薬品開発、広東田辺医薬有限公司（本社：広州市）が医薬品販売等、事業活動を行っており、今般の新製剤棟の稼働により、年間生産能力は3億錠となり、さらなる事業拡大をめざします。
　また、タナベインドネシアは、1970年に設立以来、インドネシア国内ならびに周辺国への医薬品の供給に貢献してまいりました。新製剤棟の稼働により、主要製品である高血圧症治療薬「ヘルベッサー」等の固形製剤の生産能力が現在の1.75倍に増強可能となり、引き続き東南アジア諸国の製造拠点としての役割を担っていきます。

　当社は、これらの新製剤棟を成長市場であるアジアでの事業拡大の基盤とし、高品質な製品の安定供給に努めるとともに、各子会社の事業活動を通じて、世界の皆様の健康に貢献し続けることで、「国際創薬企業として社会から信頼される企業」の使命を果たしてまいります。

　なお、各子会社および新製剤棟の概要は別紙添付資料をご参照ください。

＜　天津田辺製薬有限公司の新製剤棟概要　＞

≪天津田辺製薬有限公司の概要≫

＜　タナベ インドネシアの新製剤棟概要　＞

≪タナベ インドネシアの概要≫

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