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ニュースリリース 「ラジカット®注30mg」「ラジカット®点滴静注バッグ30mg」筋萎縮性側索硬化症(ALS)に関する適応追加の申請について
2014年11月13日
田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:三津家 正之)は、このたび、「ラジカット®注30mg」、「ラジカット®点滴静注バッグ30mg」(一般名:エダラボン)(以下、「ラジカット®」)について、筋萎縮性側索硬化症(ALS:Amyotrophic Lateral Sclerosis)に関する効能・効果及び用法・用量の追加に係る製造販売承認事項の一部変更承認申請を行いましたので、お知らせいたします。
筋萎縮性側索硬化症(以下、ALS)は、主に筋萎縮と筋力低下が起こる進行性の難病です。当社は、ALSの患者さんを対象とした国内臨床試験を実施し、本剤の投与により病勢進展の程度が軽減されたことから、ALSの適応追加の承認申請を行いました。
ラジカット®は、当社が創製したフリーラジカル消去剤であり、脳梗塞急性期治療剤として、2001年にラジカット®注30mgの製造販売承認を、また、2010年にラジカット®点滴静注バッグ30mgの製造販売承認を取得し、それぞれ国内で販売しております。
田辺三菱製薬は、ALS患者さんに新たな治療の選択肢を提供できるものと期待しております。