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ニュースリリース 2型糖尿病治療剤「カナグル®錠100mg」新発売のお知らせ -日本発グローバル 糖尿病治療の新展開-
2014年9月2日
田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、社長:三津家正之、以下「田辺三菱製薬」)と第一三共株式会社(本社:東京都中央区、社長:中山讓治、以下「第一三共」)は、2型糖尿病治療剤「カナグル®錠100mg」(一般名:カナグリフロジン水和物、以下「カナグル®錠」)が、本日、薬価基準に収載されたことを受け、9月3日(水)に新発売しますので、お知らせいたします。
「カナグル®錠」は、腎臓の尿細管において糖の再吸収に関与するトランスポーターであるナトリウム-グルコース共輸送体2(sodium-glucose cotransporter 2 : SGLT2)を阻害することで、糖の 再吸収を抑制、尿中に過剰な糖を排泄し、one doseで長期(52週)にわたり持続したHbA1c 低下効果を示すSGLT2阻害剤です。
海外においては、本剤の導出先であるヤンセン・ファーマシューティカルズ(米国ニュージャージー州ラリタン市)が、「INVOKANA®(製品名)」として米国で承認を取得し、現在(2014年8月時点)までに、米国を含め、欧州、カナダ、オーストラリアなど、世界48ヵ国で承認を受けています。また、本剤は、国内および海外の11,000名を超える2型糖尿病患者さんを対象に実施した第3相臨床試験において、有効性、安全性が確認されております。これらの試験には、単独療法試験および他の血糖降下薬との併用療法試験のほか、腎機能低下、高齢、心血管系疾患合併など、様々な背景を有する患者さんにおける検討が含まれています。以上の国内外のデータを活用し、有効性、安全性に関する情報提供を行い、適正使用の推進に努めてまいります。
「カナグル®錠」は、田辺三菱製薬が製造販売を行い、田辺三菱製薬と第一三共が、「共同の方針」、「共同の戦略」によりプロモーションを展開し、DPP-4阻害剤「テネリア®錠」と合わせて糖尿病領域No.1のプレゼンスの確立をめざします。
田辺三菱製薬と第一三共は、2型糖尿病治療における新たな治療選択肢を提供するとともに、本剤に係る適正使用を推進し、患者さん一人ひとりの治療に貢献してまいります。
「カナグル®錠100mg」の製品概要
販売名 | カナグル®錠100mg(CANAGLU®Tablets 100mg) |
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一般名 | カナグリフロジン水和物 |
効能・効果 | 2型糖尿病 |
用法・用量 | 通常、成人にはカナグリフロジンとして100mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。 |
包装 | カナグル錠100mg: 100錠(10錠×10) 140錠(14錠×10) 500錠(10錠×50) 500錠(バラ) |
薬価 | 205.50円 |
製造販売承認日 | 2014年7月4日 |
薬価基準収載日 | 2014年9月2日 |
発売日 | 2014年9月3日 |
製造販売元 | 田辺三菱製薬株式会社 |
プロモーション提携 | 第一三共株式会社 |
田辺三菱製薬株式会社
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