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ニュースリリース 田辺三菱製薬-京都大学の協働によるオープンイノベーション創薬拠点「慢性腎臓病の革新的治療法を指向する基礎・臨床研究プロジェクト」のお知らせ

2011年3月11日

 国立大学法人京都大学(本部:京都市、総長:松本 紘)と田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:土屋 裕弘)は、このたび、「慢性腎臓病の革新的治療法を指向する基礎・臨床研究プロジェクト」について、研究開発契約を締結しましたのでお知らせします。

 本契約に基づき、京都大学と田辺三菱製薬は、本年4月より5年間、慢性腎臓病に対する薬物の標的探索と開発を進め、革新的新薬の創出をめざします。若手主任研究者を公募するほか、田辺三菱製薬からも研究員を派遣し、協働運営委員会のもと研究体制を組み、京都大学の研究拠点を中心にプロジェクトを実施します。

 京都大学は、医学の各分野における世界的な研究実績に加え、日本で初めての対等な協力関係に基づく創薬におけるオープンイノベーションを実施する場として「メディカルイノベーションセンター」を医学研究科内に設立し、湊 長博医学研究科長並びに成宮 周センター長のもとに産官学連携によるプロジェクトを効率的に運営しています。本センターは、大学と企業が人材、資金、知見、マネジメントを融合させ、お互いの知的資産を有効利用することで、画期的な新薬・医療機器を生み出すだけではなく、創薬現場への医師/医学研究者の参画による人材育成等の新たな創薬モデルも構築しようとするものです。
 一方、田辺三菱製薬は、新薬の継続的な創出をめざし、創薬シーズの発掘力をはじめとする創薬研究基盤を強化するとともに、世界に向けて早期に新薬を上市するため、戦略的アライアンスを積極的に展開しています。

 本プロジェクトを通し、京都大学と田辺三菱製薬は、基礎医学と臨床医学の両分野で力を合わせ、未だ治療満足度が十分ではない慢性腎臓疾患に対して、その病態解明に関する研究を通して、新たな創薬標的分子を見出し、革新的な新薬を創出することをめざします。また、単に新薬の創出に止まらず、研究者の人材育成を促進し、日本の医療産業の基盤強化を図ります。

お問い合わせ先

京都大学大学院医学研究科

メディカルイノベーション推進室
TEL : 075-753-9461

田辺三菱製薬株式会社

広報部
TEL : 06-6205-5211

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