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ニュースリリース 慢性腎不全用剤「クレメジン®」国内における販売移管のお知らせ

2011年1月11日

 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、社長:土屋 裕弘、以下「田辺三菱」)は、第一三共株式会社(以下「第一三共」)との間で締結した慢性腎不全用剤「クレメジン®」の日本における独占的販売権の再許諾契約の満了に伴い、「クレメジン®カプセル200mg」及び「クレメジン®細粒分包2g」の販売を2011年4月1日付で第一三共から田辺三菱に移管し、田辺三菱が販売することとしましたので、お知らせいたします。

 「クレメジン®」は、株式会社クレハが創製した高純度の多孔性球状活性炭からなる経口吸着炭で、消化管で分泌または腸管で産生される尿毒症毒素を吸着し、便とともに体外に排泄します。このことにより、尿毒症症状の改善や透析導入の遅延をもたらす効果があり、慢性腎不全(進行性)に対して積極的な治療を行うための世界初の医療用医薬品として、国内においては1991年に発売され、今日まで慢性腎臓病の領域で確固たる地位を築いています。
 また、田辺三菱は、2006年11月に本剤の米欧での独占的開発及び販売権を取得し、「MP-146」として現在、米欧ともにフェーズ3の段階にあります。

 田辺三菱は、日本国内における「クレメジン®」の情報提供活動を適切に行うとともに、品質の確保と安定供給に万全を尽くし、患者さん及び医療関係者の皆様方への貢献を果たしてまいります。

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