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ニュースリリース ベポタスチンベシル酸塩(眼科領域適応)の韓国導出に関するお知らせ
2010年12月21日
田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:土屋 裕弘)は、本日、アレルギー性疾患治療剤「タリオン®」の有効成分であるベポタスチンベシル酸塩(一般名)の眼科領域用途について、東亜製薬株式会社(本社:韓国ソウル市、代表理事・社長: 金 源培)が韓国において独占的に開発・製造・販売する権利を供与する契約を締結しましたのでお知らせします。
ベポタスチンベシル酸塩は、宇部興産株式会社(本社:山口県宇部市、代表取締役社長:竹下 道夫)によって創製され、同社と田辺三菱製薬が共同で開発し、田辺三菱製薬が日本において、アレルギー性疾患治療剤「タリオン®錠」として2000年から販売しています。
また、韓国では、東亜製薬が当社とのライセンス契約に基づき、2004年から本剤を販売し、韓国の抗ヒスタミン剤市場においてトップシェアの地位を確立しています。
今後、東亜製薬は、タリオン®点眼液の開発を推進し、2012年の上市に向け、韓国における「タリオン®」ならびに眼科領域におけるフランチャイズの強化を図るとともに、田辺三菱製薬は、戦略的アライアンスを通じ「タリオン®」の製品価値の最大化をめざします。